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親子留学はいくらかかるのか?
留学時の子どもたちの学年は、
小4・小2・年中で、イギリス式のインターでそれぞれ
Year5・Year3・年長に入学したのですが、1年間でこれだけかかりました。
キャッシュアウト1,000万円超の事実に変わりはないんですけどね…。
保護者ビザはマレーシアで登記している会社(日系の現地法人含む)への就労は不可ですが日本の会社から収入を得るのはOKなので、リモート勤務の道を模索するのもありです。母子だとフルタイムで働くのはきついですが、家族で移住している人はお母さんもマイペースで仕事をしているケースもあります。
子ども1人or2人のケース
3人はレアケースなので、今通っているインター(小学生の学費が年間150-180万円くらい)で、子ども2人及び1人のケースも試算してみたところ、
2人の場合(小学生+未就学児):990万円(内デポジット80万円)
1人の場合(小学校中学年) :880万円(内デポジット60万円)
となりました。
(※我が家はregistration fee(手続き費用)はありませんでしたが、上記は当該費用(60万円/人)ありの前提で計算しています)
各項目内訳
①初期費用:133.4万円
・大使館代理申請(7万円強)は、婚姻・出生証明をエージェントに代理で取得してもらったのですが、渡航後すぐ使う書類ではないですし、自分で取得すれば1万円程度なので、自分でやるべきでした。
・コンド初期費用は、初月家賃と敷金、スタンプフィー等合わせておよそ家賃3.5ヶ月分です。
・家財は、新居のコンドがfully furnishedの物件で基本的な家具はついていたので、IKEAやDAISOで洗濯物干し・調理器具・皿・リネン等を購入しました。
・日本人会は、ビザがおりてから図書室利用目的で入会しました。
②学校関係:644.1万円
学費
諸費用
・申込費用、EALは、school fee の資料に載っています。EAL(英語補習クラス)は、1学期10万円で、長男が2学期、長女が3学期分通いました。
というか、このキャンペーンがあるから今のインターにした節あり
制服・学用品
制服については、インターは転校が多く、友人から不要になった制服を譲り受ける機会がよくあるので、必要最低限揃えれば良いです。
学費補足
学費は学年が上がるにつれて上がり、また同じ学年でも年々じわじわと値上げされます。
我が家が入学手続きをしていた時期はどのインターもコロナの影響で生徒が減っており、割引キャンペーンをしている学校がちらほらありました。
③生活費:330万円
・外食:給食費(7~8,000円/月)は外食費に含めています。給食は事前に希望する曜日の分を注文する形式で、週2日給食にしています。
・通信費:インターネット3,000円(TIME)、携帯2,000円(MAXIS)です。
・光熱費:電気代3~4,000円、ガス代・水道代それぞれ数百円で、日本より安いです。特に水道代は月300円ほどと激安ですが、飲み水は別途購入するので結局月2~3千円はかかっています。
電気代は各家庭により差が大きいイメージで、うちはキッチンがIHでないのと、エアコンを日中つけないのでこのくらいで収まっていますが、数万円払っているケースも聞きます。
・レジャー費:こちらは室内プレイグラウンドがけっこう充実していて、たまに行きます。
・サブスク費:日本人会の月会費と、画像DLサイトの費用です。
他に想定される費用
日本人は英語の補習教室に通っている子が多い印象です。
ありえない
④帰国、旅行費:80万円
国際運転免許で運転する場合は、更新のため1年に1度は帰国する必要があります。
【結論】マレーシアは安くはないが…
マレーシアは留学先としては低コストという位置付けですが、円安とインフレの影響で、日本と比べて安いとは感じません。オーストラリア等と比べて相対的に安いというくらいです。
ただ、海外で子どもとストイックに節約生活を送るのも現実的ではないですし、費用を気にして色々経験する機会を逃すのは勿体ないので、私はあまりケチり過ぎないようにしています。
トータルでけっこうな費用がかかっていますが、この1年で親子共に様々な経験ができたので自分は留学して良かったなと思います。