本記事では マレーシアで物件を借りる時に気をつけるポイントを説明します。

以下は自分の体験&マレーシアの不動産屋さんに聞いた話をベースにしています。

 

 契約タイミングについて

 1年契約または2年契約が一般的です。 

 現地の銀行口座開設前でも借りられますし、ビザがおりる前でも大丈夫です。

 

内見から入居日まで2週間は必要です 。我が家はサービスアパートメントを20日ほど借りていましたがギリギリチェックアウトの日に入居できました。

 

家探しについて

私は 不動産エージェントを紹介してもらってそのエージェントがいくつか ピックアップしてくれた物件の中から決めましたが、友達の話を聞くとだいたい皆Propertyguruなどのオンラインサイトで物件を探したようです。 オンライン上で 良さそうな物件があればエージェントにコンタクトを取って内見をさせてもらいます。だいたいHPに掲載されている写真は実際よりも綺麗に写ったものであることが多く、 実物は写真とかけ離れた物件であることも多いです。 

渡航前に物件を決めるケースもあると留学エージェントからは聞きましたが、上記の理由から内見はした方がいいです。他にも匂いや騒音などはネットではわからないということもあります。 新し目のコンドだとまだ工事が終わって 騒音がひどいケースもよくありますし、マレーシアの物件は日本より 壁が薄く、隣接している部屋で工事をしているとものすごく音が響きます。また エアコンがちゃんと作動するか、お湯が出るか、虫害は無いかなど ウェブサイト上ではわからないことを現地で確認することも重要です。

 

家具について

マレーシアには家具備え付けの物件も多く、一時的に住むのであれば 家具付き物件の方が楽です。備わっている家具は物件により差があり、必要なものは入居前にリクエストすればオーナーが用意してくれるケースも多いようです。 我が家はテレビとベッドのマットレスを入居前に新調してくれました。

 

契約書について

 住みたい物件が決まったら契約したい旨 エージェントに伝え契約書を準備してもらいます。

契約書については オーナーが作成したものとエージェントのテンプレートを使っている場合があり、オーナー独自の契約書の場合は条件が入居者に不利すぎないか注意する必要があります。

 

 確認するポイントは大まかに4つあります。

 

1. 早期退去のペナルティはどうなっているか?(early termination)

 契約に定められた入居期間( 1年ないし2年)より前に退去する場合 最低でも家賃は半年~1年分支払わなければならず敷金も返還されないなど、契約により条件が違いますので 早期退去の可能性を呼び ペナルティが許容できる範囲のものか確認する必要があります。

 

2. エアコンのメンテナンスの頻度(air con service)

 普通 半年に一度ほど 入居者負担でメンテナンスしないといけないことになっています。 マレーシアは年中エアコンを稼働させるためエアコンクリーニングはまめにしなければなりません。だいたい1台200~300RMくらいかかります。 また部屋ごとにエアコンがついていることが多いので何台も クリーニングをすると それなりに費用がかかります。よってどれくらいの頻度でメンテしなければいけないのか確認しておく必要があります。

 

3. 軽微修繕(minor repair)

 どんな理由であれ 小学の修繕であれば借主が負担することになっている (minor repair)

 この条項を取り除けるに越したことはないので可能かどうか 交渉します

 

4. 退去通知(termination notice)

 退去のどれぐらい前に退去通知をしなければならないか確認します。 普通は2ヶ月前です。

 

デポジットについて

光熱費のデポジットとして家賃半月分、 敷金として家賃2ヶ月分を支払うケースが多いです。 光熱費のデポジットは帰ってきませんが 敷金の方は 退去時に修繕等がなければ返金されます。 我が家は全額戻ってきました。

 

入居して最初にやること

 まず各部屋の写真を撮ります。 もともと不具合があるところや 汚れているところは記録をしておきエージェントにレポートしておきました。また記録しておくことで退去の時に自分の瑕疵ではないと証明できます。

洗濯機や冷蔵庫、上下階からの水漏れや排水管のつまりなど内見時見つけられなかった不具合を確認し必要であれば修理してもらいます。

また合鍵を作成しておきます。Locksmithでgoogle mapで検索すればローカルのお店がけっこう出てきます。

 

 光熱費について

 物件により違うと思いますが 我が家は前の入居者の名義の請求書が郵便ポストに入っていてそれをオンラインやコンビニで生産する形でした。 注意しないと 滞納が続くと電気が止まってしまったりするので請求書が届いたら速やかに支払うのが良いです。

 

 インターネットについて

最大手はTIME という業者で、ホームページで自分が住む物件に wi-fi を引けるかを調べられるので該当すればオンラインで工事の申し込みをします。 予定日に工事業者の人が来てくれてネットが開通します。