目次
親子留学に必要なビザとは?→学生ビザ+保護者ビザ
しかし書類集めに時間がかかるため、周りも「更新の時期は頭が痛い」と嘆く人が多いです。
この記事では、私が実際申請した、10,8,5歳の子どもの学生ビザ&自身の保護者ビザの手続きについて解説します。
2年目は、3人とも学生ビザ+保護者ビザで申請しました。
学校によって何歳から学生ビザを申請できるか異なり、その年齢に満たない子はdependentビザ扱いになります。
2年目は簡単だろうと高をくくっていましたが、ちょうど申請のタイミングでルール改正があり翻弄されました。
以下は私のケースですが、提出書類はエージェントやイミグレ審査官によってご当地ルールがあり、それもしょっちゅう変更されたり、逆に多少融通が利く場合もあるので、申請する場合はエージェントに逐一確認をとりながら進めるのが確実です。
2023年7月に、提出書類に改正があり、スポンサー(父)の勤務証明書や給与明細、銀行取引明細などが追加になりました。
ブログの末尾に、自作した書式を載せておりますので宜しければご活用ください。
いつから準備しどこに提出するか?
書類を整えるのに時間がかかるので、3ヶ月前位から準備をするのがいいです。
日本にいる間に揃える書類(戸籍謄本、銀行明細、父のパスポートコピーの公証等)と、マレーシアに来てから揃える書類(コンド写真、不動産契約等)があります。
書類は学校には出しません。学校はMoE(教育省)への留学生徒情報の申請及び、イミグレ提出用のレターを作成するだけです。
(因みにMoEの承認がおりてからでないとビザは申請できません。)
どこのインターもお抱えのビザエージェントがいますので、渡航後そのエージェントとやりとりすることになります。
学生ビザが承認されてから保護者&dependentが承認になります。
必要書類は?
基本書類
②ローカル医療保険
銀行関係
住宅関係
⑫コンドの写真
大使館申請関係
父勤務先関係
申請書はエージェントが作成してくれます。
では、順に解説します。
保険
1-2万円で保障最低限のもの
3-6万でAxa, 東京海上
10万円~でグローバル海外保険(歯科治療もカバー)
に入れるようです。
保障は主に入院や緊急手術などが対象で、普通に風邪などで受診する外来や歯科は対象外なので、正直使い勝手が悪いです。
一番安いプランにしている方が多いです。
周りは東京海上が多く、うちはAllianzのキャッシュレスの一番安いプランにしました。
プランを選べばビザエージェントが手続きしてくれ、4人で年間10万円程度でした。
大使館申請関係
④出生証明書、婚姻証明書(1通40RM)は戸籍謄本が必要なので日本で取得しておきます。
受取時現金払いです。
なお申請時に発行される受領証があれば受取は本人でなくても可能です。
(次女が初年度dependentで、翌年からstudent visaに変更になったので提出が必要と土壇場で言われたのですが、ビザエージェントが審査官に交渉してくれ免除になりました)
【要注意】父のパスポートコピー
特に要注意なのが父のパスポートコピーと、銀行取引明細です。
⑤父のパスポートコピーについてはやり方が複数あり、
(原本はDHLで日本に返送)
・父が日本にいる場合→パスポートのコピー(写真ページ見開き)を先ず日本の公証役場で公証し、それをマレーシアの日本大使館で認証してもらいます。(145RM)
父が来馬できない場合、日本で父が①宣誓書を持参して②公証役場で英語で公証してもらい、それと③委任状を母が大使館に持込み④認証をもらいます
【要注意】銀行取引明細
ここが厄介で、イミグレは書類が揃わないと受付けないので、不備で提出が遅れると取引明細の期限が切れて、直近の明細を追加しないといけなくなります。
マレーシアでビザエージェントに公証を頼むと1ページ50RMでした。
Maybankの場合、オンラインバンキングから直近3ヶ月分の明細を自分でプリントアウトし、支店に持って行けばその場で無料で各ページに押印してくれます。
私の場合は提出日直前(1週間以内)の両口座の残高バウチャーも提出を求められました。
父の勤務証明書、給与明細
・給与明細は3ヶ月分必要
これはまだできたばかりのルールなので、詳細をエージェントに確認しながら進めるのが良いです。
家関係
LHDNスタンプは、オンライン申請が一般的なのですが申請が集中すると処理に時間がかかるため、急いでいる場合は役所に出向けばその場でもらえます。私はビザエージェントと一緒にモントキアラ近くのLHDN Jalan Duta(写真)に行きました。パスポートと現金(130RMくらい)が必要です。
このルールは意味不明だから改正されるだろうとエージェントは言っていましたがどうなることやら…。
その他注意点
ビザ申請時には、パスポートの有効期限が12か月以上ないといけません。
子どものパスポートの有効期限は5年なので、何年も滞在する場合は更新の際要注意です。
更新後のビザの期限前にパスポートの期限が切れるときは事前にパスポートを更新した上で新パスポートをイミグレに提出しビザのシールを貼り直してもらう必要があります。
パスポートの更新は、申請時は子ども本人が行く必要はなく、受取時だけ本人が出向く必要があります。
ただ申請書類に自署欄があるので、本人が行かない場合申請書類をDLし、事前記入した上で持参します。
費用
1年目
コンサルフィー 約1万5千円/人
イミグレチャージ 3千円/人(学生ビザ)、1万8千円/人(保護者・dependentビザ)
保険料 10万円
personal bondなど細かい費用 数千円
トータルで22万円ほどかかりました。
2年目
コンサルフィーは同額、イミグレチャージは2~3千円/人と下がり、保険料などを足して4人で17万円程度(▲5万円)でした。
ビザ期限が切れたらどうなるのか?
・入国後3ヶ月以内にビザが承認されなかったら→一旦別の国に出国し再入国する
・既存のビザ期限内に更新できなかったら→妥当な理由があればSpecial Pass(100RM/人、期限1ヶ月)が発行される。出国はできない。