留学準備

親子留学をおすすめする理由

Fum

親子留学がおすすめな理由について。
そもそも私がなぜ親子留学をしたか?ですが、
アメリカに小3~小5の間父の駐在で1年半、高校生時代に留学で1年住んでいた経験から、
「子どもにも同じように英語を身に付けさせたい&日本以外の国に住む経験をさせたかった」からです。
単純ですね。

ただ留学と言っても時期が色々あって別に幼少期に行かなくてもよいわけです。
中高生以上の留学とは違い親が同伴するとなると、仕事も調整・中断を余儀なくされますし。
では何で子どもが小さい時期に固執したかというと、

1.語学の習得は早い方が有利
2.単独渡航は心配


が理由です。
仕事は、リモートワークできれば一番よいですが私の場合海外ワンオペ+仕事は難しいと判断し帰国してからまた頑張ろうと考え退職しました。

1.語学の習得は早い方が有利

①小さいときの方が習得が楽
自分が小3の頃アメリカで周りの日本人を見渡して思ったことが、「子どもはあっという間に英語を覚えるのにどうして親はイマイチなんだろう」ということです。通学しているかどうかの違いは大きいと思いますが、どの駐在家庭も親子で同じ滞在期間にもかかわらず、たいがい子どもの流暢さと比べるとお母さんはヒアリングもスピーキングも、発音に至っては輪をかけて残念な感じ。

時期については自分も悩み、バイリンガルに関する本も何冊か読みましたが、語学は成長につれて母国語以外の音を判別する能力が失われるため子ども時代に身に付けるのが一番よいようです。

自分は子どもの頃渡航後1年ほどで現地の学校の授業についていけるようになったのですが「英語を頑張って勉強している」意識はなく、普段の生活から単語の意味を類推していくうちに自然に身に付いた記憶です。周りの子を見ても、とにかく一定期間英語漬けの環境にいればいつの間にか日常会話レベルには到達します。
小学生くらいまでなら、1~2年くらいであれば帰国してから日本の勉強も難なくキャッチアップできます。
大人になってから仕事の関係でやむにやまれず英語を勉強している知人も知っていますが、早朝や休日など社会人の貴重なスキマ時間を英語に充てて少しずつ進歩するより子どもの頃に遊びながら身に付ける方がよほど楽で効率的です。

②基礎ができていれば、後から英語力を伸ばせる
これも自分の経験からですが、英語は一旦聞く・読む・書く・話すの基礎が身に付けば後は単語や言い回しを増やせば上達します。最初に集中的に英語漬けの環境を作るのが大事なのです。おうち英語で頑張った時期もありましたがどう考えてもイマージョンが一番手っ取り早いです。今は小学生から英語を教科として学ぶので、「帰国したら完全に英語を忘れた」となることはないと思います。
そもそも英語は客観的な言語で主語と述語がはっきりしており、漢字もないため日本語より習得は簡単です。
3か国語(中国語・英語・マレー語)を話す知り合いに日本語を教えていた時期もあったのですが、日本語は書き言葉にまず平仮名・カタカナ・漢字の3種類があり、一人称がいくつもあったり、敬語もあるため教える方も教わる方も難しく、日本語に比べたら英語はシンプルなものだと痛感しました。

2.単独渡航は心配
私は高1の頃1年間アメリカの公立高校に留学していたのですが、飲酒やドラッグはけっこう身近にありましてちょっと道を踏み外せばそっちの方に行ってもおかしくはない状況でした。国や学校によりけりなのでしょうが、女子は特に一人で行かせるのは私はできれば避けたいと思っていました。
学費の高いボーディングに通わせれば安心かもしれませんが、高等教育課程で留学すると日本の勉強も遅れを取り戻すのが大変ですし、海外でずっと通わせるにしてもIGCSEやIBなど出口をちゃんと考え、もし成績が悪く思うような進路に進めなかったときも柔軟に対応できるように選択肢を準備をしておかないといけません。

私の場合「幼いうちに英語を手っ取り早く身に付ける」ことが優先という結論に達し、子どもが小4、小2、年中のタイミングで渡航するに至りました。
留学前に話す機会があった不動産投資家の方は、親子留学するつもりだと伝えると「自分も娘にさせたかったが、水を向けたのが高校生のときだったので絶対嫌だと反対されて断念した」とおっしゃっていました。子どもが大きくなってくると本人を説得するハードルも上がりますし、友達との会話も複雑になります。幼少期なら連れて行くのも楽ですし(我が家は長女は反対派でしたが)、コミュニケーションも単純です。

1年いれば見違えるほど環境に馴染みます。子どもが徐々に交友関係を広げ語学を身に付けるさまを観察するのは、楽しいものでした。

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