帰国後

海外から帰国後の中学受験について

Fum

中学受験
長男はマレーシアにいる時からオンラインで日本の塾に通い始め先日中学受験を終えました。
結論、日本での学習にブランクがあっても中学受験は可能でしたが、一般枠で中学受験をするなら1年前には帰国した方がいいと思いました。目指す学校にもよりますが余裕を持って試験に臨むには最低それくらい必要かと思います。

マレーシアには小4の夏から小5の冬まで滞在していたのですが、小5の4月からオンラインでの塾通いを始め、小5の3学期から教室受講に切り替えました。

マレーシアで受講を開始した当初は時差が1時間しかないので無理なく続けられるかなと思ったのですが、週3で夕方の3時半くらいから拘束されるのは結構きつく、お友達との約束や学校のクラブ活動などとの兼ね合いが結構難しかったです。

教材も基本的に国内の住所にしか郵送してくれないのでお父さんがマレーシアに来る時にまとめて持って来てもらったり、プリントをPDFにとって急いで送ってもらってそれをマレーシアで印刷したりと、事務作業がけっこう発生しました。

授業についてはやはり対面授業に比べるとモチベーションを維持するのが難しかったようで、一応スケジュール通りに消化できていたものの偏差値はマレーシアにいる時は30台となかなかしびれる数字を叩き出していました。

内容が全く理解できていないというよりは漢字で大幅に減点される感じで、さらに国語については文章も書き慣れていないので言い回しや構成がおかしくて減点されることが多かったです。

小5の1月に帰国してから同じ塾の近所の校舎に通い始め、最初は泣かず飛ばずでクラスでもビリだったのですが、夏頃にはキャッチアップし冬にはクラス(といっても15人前後)で上位にいたようです。

算数は問題なかったものの国語がなかなか安定せず課題だったのですが、そこはお父さんが根気強く指導してくれました。

中学受験する場合の帰国タイミング
インターで学ぶ内容と日本の学習内容は全然違っていたので、帰国枠でなく一般枠で受験するなら1年前までには帰国するのがよいのではないかと思います。
お友達も、中学受験のため同じようなタイミングで帰国していました。

余談ですが塾に通わせて思ったのは、講師は生徒一人一人がちゃんと考え方を理解しているかはそこまで丁寧にフォローしてくれず、粛々とスケジュールに沿って授業が進められるので、完全に塾任せにするのは難しいということです。だから個別指導塾というのがあるんだなと思いました。

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