応募する学校を決めたら、申込手続きに入ります。
私の場合はこんな感じでした。
申込プロセス
学校のHPのadmissions等というページのenroll hereというボタンをクリックすると専用のサイトが開きますので、保護者アカウントを作成し、順を追って個人情報等を入力します。全てオンラインで手続きします。
準備した書類は
- パスポートの写し
- 産まれたときからの予防接種の記録
- 出生証明書
- 日本の学校の成績
で、全て揃わないと送信できませんでした。
③出生証明書と④日本の学校の成績の準備が結構手間でした。
③は調べると、日本で自分で手配することもできるようでしたが、失敗したくなかったのでルシュエットさんという留学エージェントにマレーシア日本大使館にて取得代行をお願いしました。一人36,000円、2人目以降はディスカウントがあり3人合計で72,000円でした。自分でマレーシアで手続きすれば一人2千円かからないくらいなのですが、背に腹は代えられません。申請書類一式と戸籍謄本原本をDHLでマレーシアに送り、取得代行してもらうので、郵送の時間や先方が大使館に行くタイミング、大使館での書類作成にかかる日数などを加味すると1ヶ月くらいかかりました。取得してもらった出生証明書はまずデータを送ってもらって学校の申込を済ませ、原本は入学が決まってから学校指定のビザエージェントに送ってもらいました。
もし既にマレーシアに知り合いがいれば、委任状を作成し代理取得してもらうのもありかと思います。
⑤日本の学校の成績も結構厄介で、私立だったらすんなり出してもらえたかもしれませんが我が家は公立に通っていたので、担任に「英語で成績証明書を出していただけますか」と依頼しても「そのようなものは今まで出したことがない」とつれない返事。
しかしこの書類がなければ申込もできないため、自分で日本帰国子女財団の『海外子女教育手帳(小学生用)』を基にテンプレートを作成して成績欄を埋めてもらえないか再交渉。
校長先生のサインが必要なため、副校長先生も巻き込みけっこう大きい話になってしまったのですが無事取得できました。これも当初依頼してから1ヶ月半くらいかかりました。
日本帰国子女財団/海外子女教育手帳
https://www.joes.or.jp/publish/detail/techo
入学試験
申込が完了すると、学校の入学担当者からapplication feeを払うように案内が来ます。これは入試の費用なので入学しないことになっても返金はありません。うちは一人RM1,500(5万円くらい)でした。
払込が終わると、試験の日程が案内されます。我が家は渡航3ヶ月ほど前に行いました。
向こうが間違えて対面のスケジュールを組んでおり、まだ渡航前でありオンライン希望である旨を伝えると、もうその学期は入試の枠がないため次の学期が始まってからまた面接スロットを割り当てて連絡するとのことでした。ここで1ヶ月半ほどロス…。
ようやく面接日程の連絡が来て、一人20~30分ほどオンラインで校長先生とそれぞれ行いました。
準備物は紙とペンのみ。質問内容は下記のようなものでした。
- 質疑応答
What’s your name?
How old are you?
Where do you live?
What color do you like?
What sports do you like?
Do you live in a house or an apartment?
- 指示した英文を書かせる
名前書かせる(My name is -)
tally (数を数えるときの、正の字の英語版)
I live in 〇〇, I like swimming, I like green, I am seven など簡単な文
hot, hat など簡単な単語
- 街の様子が描かれた絵を見ながら指さした物が何か答える
swimming, airplane, house, sun, bird, how many children, catなど
- phonics 一通り読ませる
3 letter words読ませる cup, getなど
短い文章を読ませる
- 算数の問題
掛け算、足し算など
長女は掛け算でてきたが、わからないのでレベル下げる→足し算
図を見せてどれが一番長い、短いなどの質問
10, 20, 30, 40, 50, の次に来る数など推量問題
次女はまだ幼稚園年中でしたので、簡単な会話のみ。しかもほとんど先生が何を言っているか理解できておらず、一応「わからなかったらアイドンノーと言うんだよ」と指示していたのですがそのアイドンノーすらも忘れてしまいぐだぐだな内容でした。
入試の結果合格の場合、その後offer letterが来て、registration fee(登録費用)、入学に当たってのデポジット(退学時返金)と最初の学期の学費の一部を払い込むよう案内が来ます。
送金は全てWiseで行いました。
その後、また諸々事務手続きの案内があり、渡航してから制服などの購入、オリエンテーションなどがあり晴れて通学開始となりました。
こちらが手続きに慣れていないことに加え、入試の日程アレンジや、offer letterの学年が違っていたりなど、学校担当者の手違いもあったりしてなかなかスムーズにはいかないので、時間に余裕を持って進めるのが理想です。渡航予定日の半年前には申込が済んでいるのがいいと思います。